馬刺しの部位には、赤身・ヒレ・ロース・もも・タテガミなどがあり、部位によって味わいや食感が大きく異なります。どの部位が合うかは、やわらかさを求めるか、脂の甘みを楽しみたいかなど、お好みによって変わります。
この記事では、馬刺し専門店の若丸が、8つの部位の特徴と美味しい食べ方、好みに合うおすすめの部位、そしてロースと赤身・ヒレ・ももの違いを分かりやすく解説します。
目次
馬刺しは部位によって味わい・食感が違う
ひと口に馬刺しといっても、部位ごとに脂の量や肉質が異なります。脂肪が少なくあっさりとした赤身、特にやわらかくしっとりとしたヒレ、赤身と脂身のバランスがよいロースなど、それぞれに個性があります。
さらに、真っ白でプルプルとした食感のタテガミ(コウネ)や、赤身と脂身が三層になった三枚刺し、濃厚な味わいのレバーなど、赤身とはまったく異なる味わいの部位もあります。部位ごとの特徴を知っておくと、自分の好みに合う馬刺しが見つけやすくなります。
また、部位によって合うタレや薬味も変わります。特徴に合わせて食べ方を変えることで、それぞれの部位のおいしさをより楽しめます。
馬刺しの主な部位を比較
まずは、代表的な8つの部位の特徴を一覧で比較してみましょう。
| 部位 | 特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| 赤身 | 脂肪が少なくあっさり | 初めて食べる方 |
| ヒレ | 特にやわらかくしっとり | やわらかさ重視の方 |
| ロース | 赤身と脂身のバランスがよい | 旨味と食べ応えを求める方 |
| もも | しっかりした食感であっさり | 赤身らしさを楽しみたい方 |
| タテガミ(コウネ) | プルプル食感と脂の甘み | 独特の食感を楽しみたい方 |
| 三枚刺し | 赤身と脂身の三層構造 | 脂の甘みが好きな方 |
| 中落ち赤身 | 複数部位の小さな部分を集めた商品 | いろいろな赤身を味わいたい方 |
| レバー | しっとりで濃厚な味わい | 濃厚な味が好きな方 |
馬刺しでおすすめの部位は?好みに合わせた考え方
「馬刺しで一番美味しい部位はどこ?」という疑問をよくいただきますが、どの部位が一番美味しいかは、お好みによって異なります。あっさりした味わいが好きな方もいれば、脂の甘みや独特の食感を楽しみたい方もいらっしゃいます。ここでは、好みのタイプ別に合う部位をご紹介します。
初めて馬刺しを食べる方
最初の一皿には、馬刺しの中でもポピュラーな赤身がおすすめです。脂肪が少なくあっさりしているため、馬刺しそのものの味わいを素直に楽しめます。
やわらかさを重視する方
やわらかい食感がお好みならヒレが向いています。馬肉の中でも特にやわらかく、しっとりとした食感で、クセが少なく上品な味わいです。やわらかさと旨味の両方を求める方にはロースもおすすめです。
赤身らしい味わいを楽しみたい方
赤身らしい味わいをしっかり楽しみたい方にはももが合います。赤身の中でもしっかりとした食感で、脂肪が少なくあっさりとしています。いろいろな赤身を一度に味わいたい方には中落ち赤身もおすすめです。
脂の甘みを楽しみたい方
脂の甘みが好きな方には、赤身と脂身が三層になった三枚刺しがおすすめです。ほどよい弾力と脂の甘みを同時に楽しめます。赤身と脂身のバランスがよいロースも向いています。
独特の食感を楽しみたい方
ほかの肉ではなかなか味わえない食感を楽しみたい方には、プルプルとしたタテガミ(コウネ)や、しっとりとした舌触りのレバーがおすすめです。
各部位の特徴と美味しい食べ方
ここからは、8つの部位それぞれの特徴・食感・味わいと、おすすめの食べ方をご紹介します。
1. 赤身
赤身は、馬刺しの中でもポピュラーな部位です。脂肪が少なく、あっさりとした味わいが特徴で、馬刺しらしい味わいを楽しめます。
おすすめの食べ方:生姜醤油やにんにく醤油で味わうのが定番です。刻みネギや大葉を薬味に添えると、さっぱりと食べられます。
2. 三枚刺し
三枚刺しは、赤身と脂身が三層になった希少部位です。ほどよい弾力と脂の甘みがあり、赤身と脂身の味わいをひと切れで楽しめます。
おすすめの食べ方:なるべく冷凍状態のまま薄くスライスし、特製ダレや辛子味噌で召し上がってください。
3. タテガミ(コウネ)
タテガミ(コウネ)は、真っ白な見た目とプルプルとした食感が特徴です。ほんのりとした甘みがあり、脂の旨味を楽しめます。赤身と一緒に食べると、食感と風味のバランスがよくなります。
おすすめの食べ方:なるべく冷凍状態のまま薄くスライスし、醤油や、塩・ごま油で味わうのがおすすめです。
4. ヒレ
ヒレは、馬肉の中でも特にやわらかく、しっとりとした食感が特徴です。クセが少なく、上品な味わいを楽しめます。
おすすめの食べ方:肉そのものの味わいを生かすため、塩やわさび醤油でシンプルに召し上がるのがおすすめです。
5. レバー
レバーは、しっとりとした舌触りと濃厚な味わいが特徴です。赤身とはまったく異なる味わいを楽しめます。
おすすめの食べ方:ごま油と塩で味わい、ネギや生姜を添えるのがおすすめです。
6. ロース
ロースは、赤身と脂身のバランスがよく、やわらかい食感が特徴です。しっかりとした旨味があり、食べ応えも感じられます。
おすすめの食べ方:おろしポン酢でさっぱりと、またはにんにく醤油で旨味を引き立てて召し上がってください。
7. もも
もも(モモ)は、赤身の中でもしっかりとした食感が特徴です。脂肪が少なく、あっさりとした味わいを楽しめます。
おすすめの食べ方:醤油に生姜を合わせて、さっぱりと味わうのがおすすめです。
8. 中落ち赤身
若丸の中落ち赤身は、赤身・モモ・ヒレ・ロースなどを製造する際に出る、約30〜50g程度の小さな部分を集めた商品です。形は不揃いですが、赤身の味わいを気軽に楽しめます。
おすすめの食べ方:赤身と同じように、生姜醤油やにんにく醤油で味わうのがおすすめです。
赤身・もも・ロース・ヒレの違い
赤身系の部位は見た目が似ているため、「違いが分かりにくい」という声もよく聞かれます。ここでは、馬刺しの赤身・もも・ロース・ヒレの違いを、食感と味わいの面から整理します。
| 部位 | 食感 | 味わい |
|---|---|---|
| 赤身 | あっさり | 脂肪が少なく馬刺しらしい |
| もも | しっかり | 脂肪が少なくあっさり |
| ロース | やわらかい | 赤身と脂身のバランスがよい |
| ヒレ | 特にやわらかくしっとり | クセが少なく上品 |
モモとロースの違い
馬刺しのモモとロースの違いは、食感と脂のバランスにあります。モモは赤身の中でもしっかりとした食感で、脂肪が少なくあっさりしています。一方のロースは、赤身と脂身のバランスがよく、やわらかい食感です。噛みしめて赤身の味わいを楽しみたいならモモ、やわらかさと食べ応えを両立したいならロースが向いています。
ロースと赤身の違い
馬刺しのロースと赤身の違いは、脂身の有無による味わいの違いです。赤身は脂肪が少なく、あっさりとした味わいが特徴です。ロースは赤身と脂身のバランスがよく、しっかりとした旨味があります。さっぱりと食べたい方は赤身、旨味やコクを感じたい方はロースがおすすめです。
ロースとヒレの違い
馬刺しのロースとヒレの違いは、やわらかさの質と味わいの方向性です。ヒレは馬肉の中でも特にやわらかく、しっとりとした食感で、クセが少なく上品な味わいです。ロースもやわらかい部位ですが、赤身と脂身のバランスによるしっかりとした旨味と食べ応えが特徴です。上品さを求めるならヒレ、旨味の力強さを求めるならロースと考えると分かりやすいでしょう。
馬刺しを美味しく食べるための解凍・切り方
若丸の馬刺しは急速冷凍でお届けしています。部位ごとの食感や味わいを楽しむためには、解凍と切り方が大切です。
通常の生食用馬刺しの場合
真空包装のまま水中で10〜15分程度解凍し、中心が少し凍っている半解凍の状態でスライスしてください。半解凍の状態でスライスすると、薄くきれいにスライスできます。
タテガミ刺し・三枚刺し・フタエゴ刺しの場合
タテガミ刺し・三枚刺し・フタエゴ刺しは、なるべく冷凍状態のまま薄くスライスしてください。冷凍状態のまま切ることで、薄く切り分けやすくなります。
よくある質問
まとめ
馬刺しの部位は、それぞれ味わいや食感が異なります。あっさりとした味わいなら赤身やもも、やわらかさならヒレ、旨味と食べ応えならロース、脂の甘みなら三枚刺し、独特の食感ならタテガミやレバーと、お好みに合わせて部位を見ていくと、自分に合う馬刺しが見つかりやすくなります。
部位ごとにタレや薬味を変えたり、いくつかの部位を食べ比べたりすることで、馬刺しの楽しみ方はさらに広がります。解凍と切り方のポイントも押さえて、それぞれの部位のおいしさを味わってください。
馬刺し専門店の若丸では、自社工場でカット・加工まで一貫して手がけた馬刺しを、部位ごとに取り揃えています。ご家庭で解凍してすぐに楽しめる手軽さも魅力です。商品の詳細は若丸公式サイトでご覧いただけます。












